自由研究部門受賞作品
1年生
テーマ
ぼくが わたしが みつけた いきものの かんさつカード ~だいはっけんした ことを え に かこう~
選考基準
- ①生きもののつくりやしくみの特徴をとらえられている。
- ②感じたことを思いのままにかき、生きもののいきいきとした様子が表れている。
田中 優樹 さん(熊本県)の作品
「ヒトデ」

- 「ぼくの『かなへび』」 竹内 結乃祐さん(福岡県)
- 「オオシオカラトンボ」 城越 結さん(兵庫県)
- 「たねからそだてたマリーゴールド」 竹内 湊さん(宮城県)
- 「クワガタのようちゅう」 新田 一真さん(福岡県)
- 「コカマキリ」 鈴木 立志さん(宮城県)
- 「おくら」 中矢 空良さん(愛媛県)
- 「ハシビロコウ」 横川 蒼一郎さん(千葉県)
- 「たまむし」 大曽根 維見さん(茨城県)
- 「あさがおのみ、たね」 齋藤 佑磨さん(千葉県)
- 「ヘラクレスオオカブト」 𠮷江 大翔さん(神奈川県)
2年生
テーマ
ぼくが わたしが 見つけた 生きものの かんさつカード ~大発見した ことを 絵に かこう~
選考基準
- ①生きもののつくりやしくみの特徴をとらえられている。
- ②感じたことを思いのままにかき、生きもののいきいきとした様子が表れている。
日比野 巧 さん(岐阜県)の作品
「ニホンカナヘビの赤ちゃん」

先生
ニホンカナヘビの赤ちゃんたん生のかんさつカードです。たまごがひびわれ、頭が出てきたときの様子がよくえがけています。きっとドキドキして感動もしたでしょうね。からになったたまごの様子も調べ、予想とちがう割れ方にびっくりもしました。動画をさつえいして何回も見て、2年生らしい絵や気付きの文を上手に表現したすばらしいかんさつカードです。
- 「かぼちゃのなえ」 仲江川 千恵子さん(茨城県)
- 「おくら」 濱 結衣さん(長野県)
- 「オクラ」 内田 悠翔さん(長野県)
- 「小だますいか」 水嶋 彩華さん(兵庫県)
- 「ヒガシニホントカゲ」 大野 陸登さん(富山県)
- 「ショウリョウバッタ」 小林 侑來さん(茨城県)
- 「ニホントカゲ」 米丸 蒼大さん(岐阜県)
- 「カブト虫のメス(4㎝5㎜)」 平田 瑛都さん(神奈川県)
- 「タマムシ」 米田 充希さん(東京都)
- 「とうみょう」 金本 景花さん(大阪府)
3年生
テーマ
きみの不思議調査 ~なぜ・どうしてと思ったことを調べよう~
選考基準
- ①自分がふしぎに思ったことをテーマに選んでいる。
- ②「調べたいと思った理由→予想→調べ方(実験・観察、調査の方法や計画)→結果→わかったこと」という流れで
まとめられている。 - ③結果から自分なりの発見ができている。
若林 泰佑 さん(長野県)の作品
「本当にもものねだんは6こで1000円でいいのか」

先生
モノの値段は売り手と買い手の間の相談で決まります。祖父母が育てた桃がおいしく実って売り場に並ぶまでには、いろいろな費用(経費)がかかり、真心こめて働いた分の価値(対価)も生まれています。そこに「もうけ」の分も足して「売りたい値段」を決めますが、それが少しでも高く「売れる値段」になるかどうか。この研究はそのしくみを実際の体験を通してよく調べまとめています。
新井田 悠仁 さん(茨城県)の作品
「カマキリ、今年はふ化できるかな?
~リベンジ大作戦2023年~」

先生
カマキリの卵がふ化しなかった経験から、もう一度、カマキリのふ化を見てみたいという思いが、ていねいな観察の記録から伝わってきました。無事にふ化したことの喜びとともに、昨年、ふ化しなかった理由を考え、環境の大切さにも着目できていました。さらに、ふ化後の卵を観察し、自然の仕組みの不思議さに気付く視点が素晴らしいです。
檜室 結 さん(アメリカ)の作品
「はちみつのひみつ」

先生
毎朝食べるスプーン1ぱいのはちみつに関心をもち、その作られ方を調査研究しました。みつを集めるもの、ちょぞう係、かんそう係、巣作り係と協働するみつばちの世界を知り、実際に遠心分離機ではちみつをとり出す体験もして、みつばちの働きと人の役割ではちみつが作られていることを知りました。レポートのまとめ方が上手で、見やすく分かりやすく見事な作品です。
- 「まつぼっくりのかさが開く水分りょうはどうへんかするか。」 横山 陽飛さん(栃木県)
- 「おふろ場のかがみに出来る白い汚れは何なのか」 飯田 紗梛さん(東京都)
- 「家のにわには いつ、どこにせみがいるのかな」 山田 愛奈さん(香川県)
- 「赤ちゃん調べ」 芳田 海里さん(奈良県)
- 「天気の30日間のかんそく記ろく」 中島 渉さん(静岡県)
- 「一番大きいのは、どれ?~かわつきトウモロコシのえらび方~」 石浦 貴紗さん(東京都)
- 「魚はどれくらい頭がいいの?」 佐々 俊輔さん(愛知県)
- 「ひなたの温度調べ」 牛島 陽向さん(埼玉県)
4年生
テーマ
きみの不思議調査 ~なぜ・どうしてと思ったことを調べよう~
選考基準
- ①自分がふしぎに思ったことをテーマに選んでいる。
- ②「調べたいと思った理由→予想→調べ方(実験・観察、調査の方法や計画)→結果→わかったこと」という流れで
まとめられている。 - ③結果から自分なりの発見ができている。
片桐 類 さん(東京都)の作品
「蝶忍術 葉の下隠れ!
~アオスジアゲハのサナギ 1本角の秘密~」

先生
昨年のジャコウアゲハから今回のアオスジアゲハに続いた研究です。食草のクスノキを植木ばちに植え、産卵、幼虫、そして研究の中心となる1本角のサナギに焦点を当てました。1本角の役割を予想し、光で透視したり、角がなくなった個体と比かくしたりして考察を深めました。しっかりとした観察力と分かりやすい表現力、そしてタイトルのネーミングも見事で、大変優れた研究作品です。
山本 仁志 さん(奈良県)の作品
「川で見つかる宝石の不思議調査レポート」

先生
奈良県と京都府の川で宝石を探し、探し当てた細かい石を虫メガネや顕微鏡などで調べました。初めは砂金ではないか、ガーネットではないかと考えました。研究が進み、確かなものはガーネット、黄鉄鉱、磁鉄鉱、石英、シトリン等であることが分かりました。宝石探しが科学的な追究に変わっていき、最後にインターネットや参考文献を活用して見事な研究になりました。大変楽しく充実した研究です。
- 「ジャガイモで電池を作ってみた~オルゴールはなるのか~」 蒔田 陸人さん(富山県)
- 「もっと安心して渡れるように~日本の横断歩道の信号表示について~」 矢澤 藍さん(埼玉県)
- 「より大きいシャボン玉を作るためには?」 志田 千秋さん(東京都)
- 「氷のふしぎ」 望月 玲愛さん(静岡県)
- 「Tシャツの色によってすずしさは変わるのか?」 望月 太智さん(静岡県)
- 「ご当地おにぎり研究」 水野 基紀さん(長野県)
- 「みんなの知らない小さな世界~牛乳からヨーグルトへの道~」 菊地 舞彩さん(東京都)
- 「どんな水が一番大きく育つのか?」 井上 温太さん(福島県)
- 「伝統工芸 駿河漆器」 澤村 陽貴さん(静岡県)
5年生
テーマ
きみの発見調査レポート ~興味をもったことを調べてレポートにまとめよう~
選考基準
- ①選んだテーマの目的や動機がはっきりしている。
- ②「目的→予想・仮説→調べ方(実験・観察、調査の方法や計画)→結果→考察」の流れができている。
- ③自分の興味・関心や身近な生活、地域の自然や社会の問題などに結びつけて考えられている。
- ④結果から、自分なりの考えや提案が書けている。
- ⑤人に伝わるようにわかりやすく表現できている。
松倉 陽咲 さん(千葉県)の作品
「めざせ!ニンニク博士~作る・使う・学ぶ~」

先生
ニンニクはにおいが少し気になりますが、栄養があり料理をおいしくする貴重な食材です。その特徴について調べる際に、インターネットや図書からの情報だけにたよらず、さいばい農家を訪ねたり、イタリアンのシェフにインタビューしたり、自分で実験したりと、多様な方法で追究したところが優れています。次は問題に対する予想を立て、それを検証していく調査にも挑戦してください。
- 「布は水にぬれるとどれくらいちぢむのか」 小泉 凛音さん(静岡県)
- 「薬の不思議」 上之園 彩花さん(愛知県)
- 「先生の今と学校の未来」 米倉 佑一郎さん(岩手県)
- 「チッチゼミ大調査」 鹿島 隼人さん(大阪府)
- 「なぜ、段ボールの断面は、ギザギザしているのか?」 大野 由朱希さん(愛知県)
- 「幻の花 サガリバナの秘密をさぐる」 小口 生雅さん(茨城県)
-
「イモリとママときどきカエル
『ママの頭痛予報はできるかな?』」 楠元 美虹さん(大阪府)
6年生
テーマ
きみの発見調査レポート ~興味をもったことを調べてレポートにまとめよう~
選考基準
- ①選んだテーマの目的や動機がはっきりしている。
- ②「目的→予想・仮説→調べ方(実験・観察、調査の方法や計画)→結果→考察」の流れができている。
- ③自分の興味・関心や身近な生活、地域の自然や社会の問題などに結びつけて考えられている。
- ④結果から、自分なりの考えや提案が書けている。
- ⑤人に伝わるようにわかりやすく表現できている。
杉原 秀汰朗 さん(岐阜県)の作品
「ペットボトルの水を 楽に速く 出す方法とは」

先生
ペットボトルの水を楽に速く出すという課題を設定し、指でおす角度を変える、ペットボトルの振り方を変える、入れる空気の量を変える等の条件を変えて追究しました。速く出すためには、ペットボトルに外の空気が入ることが大切であることを発見し、真下に向けて側面をペコペコおす方法が最も速いことを見つけました。探究の方法は科学的にしっかりしていて、実験データも適切に取り、最後の考察はだ当な結論に達しています。楽しくかつ素晴らしい研究です。
平山 心絢 さん(栃木県)の作品
「英語にはオノマトペが少ないって本当!?」

先生
©Impress Corporation
すばらしい研究だと思いました。例えば、画像生成AIに日本語のオノマトペを入れるとどんな画像が生成されるか、英語の動詞に置きかえたときに、生成される画像がどう変わるかなど、言葉の空間と画像や音楽の空間のつながりもふくめ、さらに発展的に研究してみても非常に面白いと思いました。ぜひ研究を続けてみてください。
- 「トウガラシの成長観察」 小野寺 梛水さん(山形県)
- 「ロボット大会優勝の秘訣!?」 岩田 結華さん(愛知県)
- 「化学電池を作って分かった事」 大竹 悠稀さん(福島県)
- 「自販機の水の価格についての考察~水を探した1年半~」 西村 然さん(東京都)
- 「雲のできかた」 和田 梨々子さん(静岡県)
- 「ぼくができるSDGs! 快適に過ごせる壁を考えよう」 稲住 旺介さん(埼玉県)
- 「オリジナルの木琴を作ろう!」 中吉 優護さん(大阪府)
- 「一番イチゴが甘くなるのはどれだ!? パート①~土にいろいろ混ぜてみた~」 新井 理心さん(長野県)
- 「大町の水って本当にきれいでおいしい?」 小松 蒼空さん(長野県)
先生
ヒトデはなぜ水そうにはりつけるのか、どうやって動くのかふしぎに思いました。水ぞくかんに行って聞いたところ、体のきゅうばんではりついて動くことが分かりました。聞いただけではなく自分で見たヒトデの体やきゅうばんなどをていねいに絵にかきました。ふしぎに思ったことを自分の目でしっかり見たり、人に聞いたりして調べることはこれからもつづけてください。