絵画部門受賞作品
1年生
テーマ
おもいきり かこう、
すきな ものを。
~きみが 「おもしろい」「めずらしい」「なんだろう?」と おもった ものを かいて みよう~
選考基準
- ①かくものを決め、思いきってかいている。
- ②かきたいと思ったことを思いきって表現している。
丸本 日向 さん(岐阜県)の作品
「カナヘビと、とかげ」

E. Omitowoju さん(京都府)の作品
「いけにいたかわせみ」

先生
はれた夏の日に、池にいた「かわせみ」を見つけています。水の近くで「ほう石」のようにかがやく姿を、目の前にいるかのように、とてもいきいきとかけました。青や緑に見える背中の羽やオレンジ色のおなか、黒く長いくちばしやどうどうとした赤い足など、心ひかれた美しさをなぞるように、ていねいに表せています。キリッとした目つきで魚をさがしているのでしょうか、いまにもとび出しそうな力づよいしぐさがつたわってきます。
- 「かわいいハムスター」 金 昑玄さん(京都府)
- 「ハエトリグサ」 飯田 陽大さん(静岡県)
- 「あさがお」 奥村 桃羽さん(東京都)
- 「わたしのげた」 西脇 ゆかりさん(岐阜県)
- 「カラフルな はなび」 藤本 衣織さん(兵庫県)
- 「とぶ さかな」 西尾 佳純さん(鳥取県)
- 「アシカショー」 小林 真凛さん(愛知県)
- 「じいじのかいしゃのふね」 室岡 莉桜さん(東京都)
- 「ぼくの だいすきな ばなな」 駒井 そうたさん(宮城県)
- 「いえの サボテン」 見友 咲穂さん(埼玉県)
2年生
テーマ
思いきり かこう、
すきな ものを。
~きみが 「おもしろい」「めずらしい」「なんだろう?」と 思った ものを かいて みよう~
選考基準
- ①かくものを決め、思いきってかいている。
- ②かきたいと思ったことを思いきって表現している。
大久保 友翔 さん(東京都)の作品
「夜しかさかないカラスウリの花」

先生
夏の夕方になるとさきはじめるカラスウリの花が、月の光に照らされて、やさしくかがやいています。白いレースを広げたような花は、まるで夜空にあがった花火のように目に飛びこんできます。不思議な美しさをはなって、少しずつ広がっているようにも見えます。花によりそっているような緑の葉は、まるで主人公を助けているように力強く、そのときにしか味わえないようすをおもいきりよくかけました。
- 「やかんにうつったぼく。」 佐藤 翔太さん(和歌山県)
- 「すいれんばちの金魚」 横山 なのはさん(茨城県)
- 「虹と雲」 永堀 慶さん(東京都)
- 「ステッキおばけ」 梶原 一歩己さん(福岡県)
- 「一ばんすきなたべもの、やきいも」 相澤 樹さん(千葉県)
- 「干がたでびっくりヒシガニ!?」 大塚 史翔さん(東京都)
- 「ぼくがつくったおみそしるとママのぬかづけ」 富永 旬さん(佐賀県)
- 「手の中のゲンジボタル」 竹内 結乃祐さん(福岡県)
- 「おじいちゃんちの犬」 滝澤 かれんさん(神奈川県)
- 「はやくたべたいとうもろこし」 皆川 菜釉さん(東京都)
3年生
テーマ
思いきりかこう、
すきなものを。
~きみが「おもしろい」「めずらしい」「なんだろう?」と思ったものをかいてみよう~
選考基準
- ①かくものを決め、心を込めてかいている。
- ②かきたいと思ったことを、自分らしく表現している。
正木 陽都 さん(東京都)の作品
「わたしもとびたい夏の空」

先生
入道雲がつらなる夏の青空と自然の風景を、とてもおもしろい目線でダイナミックにかけました。空を飛んでみたいという思いが、鳥になって空を自由に飛んでいるような景色で表現されています。夏のにおいや波の水音まで聞こえてきそうな場所のすばらしさが、映画のワンシーンのようにかけました。大きなつばさへのあこがれや感動したすがすがしい自然の美しさまで、おもいきりよく表せています。
- 「秋を楽しむねこ」 高江洲 ななみさん(岡山県)
- 「森の宝石」 大井 咲来さん(三重県)
- 「『ロボとトロール』」 原 弥芦さん(滋賀県)
- 「ぼくたちの遊び場」 白砂 仁さん(大阪府)
- 「おばあちゃんのやさしい手のぬくもり」 髙橋 悠真さん(福岡県)
- 「20さいの夏旅行」 伊豆本 珠子さん(神奈川県)
- 「はじめてのそばうち体験」 斎藤 小暖さん(愛知県)
- 「世かい三大夕日のくしろ」 田向 凜香さん(北海道)
- 「ジンベイザメ」 上村 理功さん(北海道)
- 「バシャーン!」 石井 花楓さん(茨城県)
4年生
テーマ
思いきりかこう、
すきなものを。
~きみが「おもしろい」「めずらしい」「なんだろう?」と思ったものをかいてみよう~
選考基準
- ①かくものを決め、心を込めてかいている。
- ②かきたいと思ったことを、自分らしく表現している。
藤原 奈々 さん(大阪府)の作品
「わたしだけの手作りミニオカリナ」

先生
ピンクのお花やかわいい子犬などの絵付けをして、ようやく出来上がった白い小さなオカリナ…。ゆびづかいを確かめながら初めてふいてみたあなたは、目をつむり耳をすましてやわらかな音色を確かめています。そのしゅん間の真けんな表情とミニオカリナをつかむ手指の形が、はだの色の濃淡をいかして上手にかかれています。黒いかみの毛のつやつやしたかがやきにも目をひかれました。
中島 詩織 さん(神奈川県)の作品
「はばたきのしゅん間」

先生
ハトがとびたつしゅん間だろうか? それとも地面におりたつしゅん間だろうか? いきものの動くときのかたちやすがたはどんどんかわる。わたしたちはそれをつい見すごしてしまう。あ、ハトは羽をこんなふうにはばたかせることがある! わたしはこの絵を見て思い出した。羽のはばたきをちゃんと見たからかけた絵だ。ハトのかげもはばたきのしゅん間をくっきりと地面にうつしている!
- 「大好きなきつねうどん」 中出 明里さん(大阪府)
- 「がんばった水泳大会」 佐藤 実来さん(新潟県)
- 「スプーンに水道の水を当てると…?」 三善 健士朗さん(静岡県)
- 「早く食べたいな」 入野 鈴風さん(神奈川県)
- 「クビナガリュウとぼうけん」 酒井 耀介さん(愛知県)
- 「星空の散歩」 坂本 愛梨さん(北海道)
- 「函館の思い出」 神谷 芽依さん(愛知県)
- 「ベランダから見えたばくはつしたような夕やけ」 原口 楓加さん(兵庫県)
- 「キラキラ光る世界」 當眞 碧晄さん(沖縄県)
- 「きつね」 下薗 美砂さん(鹿児島県)
5年生
テーマ
思いきりかこう、
すきなものを。
~きみが「おもしろい」「めずらしい」「なんだろう?」と思ったものをかいてみよう~
選考基準
- ① かくものを決め、自分の考えや感じ方を深めるようにかいている。
- ②かきたいと感じたことや思ったことを、工夫して自分らしい表し方でかいている。
浅見 さら さん(埼玉県)の作品
「滝沢ダムと夏雲」

先生
暑い夏の日にダムまで歩いてやっととう着して見上げるとダムの上に入道雲がわいて白く光っている! 山、ダム、夏空があなたをむかえている。忘れられない光景。この感動をたとえば詩人ならばどんな言葉で表現するだろう? 音楽家ならばどういう楽器で音にするでしょう。あなたはまっすぐに自分の喜びを力強く明るく絵にかいた。
成冨 聡真 さん(佐賀県)の作品
「スケッチすること」

先生
目の前に広がっているのは緑色の野原でしょうか。その向こうには人家や工場などがあり、遠くには山々のりょう線が見えています。道路のこちら側にいて、熱心に絵をかいているのはあなた自身ですね。そのようにして遠景と中景と近景の三つをさり気なくかき分ける中で、画面左手の電信柱が素敵なアクセントになっています。絵筆をにぎる左手や、ななめ後ろから見た耳や顔、Tシャツのえり元なども、たいへん写実的にかかれています。
- 「ぼくのしゅみのプラモデル」 本橋 勇璃さん(東京都)
- 「待ちに待ったフルーツケーキ」 中野 文葉さん(東京都)
- 「ボクの夏休み」 片山 壱心さん(岡山県)
- 「妹と弟のまつり」 堀田 きゅうさん(福島県)
- 「祖父からもらったカメラ」 山田 優翔さん(兵庫県)
- 「あっ 虹だ。」 菊池 柚月さん(岡山県)
- 「旅の思出」 飯村 聖悟さん(茨城県)
- 「自然がいっぱい」 盛田 樂さん(大阪府)
- 「金魚とぼくの日常」 丸瀬 煌生さん(三重県)
- 「きらめく海の世界!!」 池原 瑠希斗さん(福岡県)
6年生
テーマ
思いきりかこう、
すきなものを。
~きみが「おもしろい」「めずらしい」「なんだろう?」と思ったものをかいてみよう~
選考基準
- ①かくものを決め、自分の考えや感じ方を深めるようにかいている。
- ②かきたいと感じたことや思ったことを、工夫して自分らしい表し方でかいている。
兼城 めい子 さん(大阪府)の作品
「のりでノリノリの私」

先生
のり巻きやおにぎりののりは見たことがあるけれど、のりが主役にえがかれた絵は初めてだ! 重なっているのり、容器の中ののり、指にはさまれるのり。黒いのりの表面に、ひと筆ひと筆「黒」の明るさのちがいを探して見つけてかきあらわしていく。パリパリという音が聞こえてきそうだ。皿のツルツルや丸みものりをひきたてているね。ノリノリでかけたね!
- 「つやつや すずしげ キウイあめ」 荒井 千鶴さん(愛知県)
- 「大好きなおにぎりをつくる」 大竹口 芽生さん(北海道)
- 「ずっと続けたい習い事」 峰島 果乃子さん(神奈川県)
- 「ひと漕ぎはダイタンに」 杉本 百合華さん(茨城県)
- 「青い海と自由な空」 水野 結菜さん(愛知県)
- 「クリームソーダー最高」 福原 遙さん(愛媛県)
- 「喜んでもらえてうれしい休日の朝食作り」 牧添 菜央さん(大阪府)
- 「大好きな読書」 茶木 綾子さん(富山県)
- 「妹とゆれる波のプール」 菅野 佐保さん(京都府)
- 「冷凍みかん」 生山 礼奈さん(香川県)
先生
画面の手前にいるのが“カナヘビ”、向こうにいるのが“とかげ”ですね。“カナヘビ”は、体全体が茶色ですが、目尻から横に白い線が入っています。一方の“とかげ”は、体の半分以上が濃い灰色と黄色のしま模様ですが、尻尾の方はきれいな青紫色をしています。この絵を見れば、その違いがとてもよく分かります。大好きな“カナヘビ”と“とかげ”を見つめている、あなたのやさしい気持ちが伝わってきました。